サクラ姫 毒親育ちの胸の内

思いを吐露することで心を癒すことを目的としたエッセイブログ。

病んでいく心と体

こんにちは、桜です!
私の慢性疲労歴はとっても長いのですが、その理由の一つは、自分の健康状態について正しく認識することが出来なかったからだと思います。
ゆっくりゆっくり悪くなっていくと分からないのです。
また、そのことに気付いてくれる大人もいませんでした。

 

今思えば不眠症は小学校5年生の頃から始まりました。強い疲労感を感じるようになったのもこの頃です。

 

当時は「夜寝るのって時間がかかるんだな」って思っていました。
夜お布団に入ると、頭の中で喧嘩が始まるんです。
父や母に対して、ああ言えば良かったこう言えば良かったのにと、言葉が頭の中をグルグルと反芻しました。
そのうち起きてもいないストーリーを作り出し、その中でも喧嘩の応酬は止みません。
お布団の中で一人涙をポロポロと流し、泣き疲れて寝る。そんな毎日でした。

 

中学に入ると今度は被害妄想が始まりました。
誰かが悪口を言っているという妄想がやみませんでした。あまりにもはっきり悪口が聞こえてきましたが、まだ理性があり、それは妄想だと気付くことが出来ました。 たった一人、必死で打ち消すように頑張りました。

 

努力の結果妄想が止んだころ、今度は髪を抜く癖が始まりました。 特に夜になると止まらなくなり、目立たない下の方から抜きました。 母は知っていながら何も言いませんでした。父は禿げるぞと言っただけでした。 私のSOSに気付く人はなく、ここでも一人努力と根性で酷くなる前にその癖を克服しました。

 

けれど髪を抜く癖がなくなった頃、今度は過食をやめられなくなりました。朝からパン一斤は当たり前。 テーブルにある物は何でも食べました。休みの日は冷蔵庫を漁りました。 そんな状態が3カ月ほど続くと、今度は太りたくないがためにほとんど食べ物を口にしない状態もまた3カ月ほど続くという状態を繰り返していました。
休みの日は食欲を我慢するために一日中自転車で走り回りました。食べ物が欲しくて、でも太りたくなくてあちこちのスーパーを徘徊したりしました。 たまにパンを買うと家まで我慢できなくて駐輪場で平らげたこともあります。
そして次のスーパーへ行ってまた徘徊を繰り返す。
冷蔵庫が空になっているのにも関わらず、ここでも母が私の異変に気付いて助けてくれることはありませんでした。

 

十代は食欲との戦いでした。 体はどんどん疲れていきました。

 

今過去を振り返ってようやく、あの頃の異常に気付き始めました。今ようやくです。モラルハラスメントが人も会社もダメにする」と言う本も私の精神状態を知る手引きになりました。

この本を読んで、頭の中で繰り返し出来事を反芻する症状や、妄想症的な症状が私だけの身に起きたのではなく、被害を受けた結果の、ある意味正常な状態だったのだと知りました。

 

現在の日常生活をまともに送れないほどの慢性疲労も、正常な状態だからこその、なるべくしてなった結果なのだと思います。

 

けれどもう少し早く、誰かが気付いてくれていれば良かったのにって思います。特に母に気付いてほしかった。

 

子供の助けを呼ぶ声って、とってもとっても小さいものだと思います。誰かが察知して、手を差し伸べなければ異常の中に取り残されてしまうと思うのです。 多くの元虐待児が、後々になってようやく虐待されていた事実に気付くように、地獄の中にいてここは地獄だと気付けないのです。

 

子供や、苦しみに気付けない大人たちの声なき声、小さな小さなSOSに敏感に気付いてあげられる社会の目が必要だと思うのと同時に、誰よりも自分自身が、心を無視せず、内側の助けを求める声に気付いてあげなければと思います。

 

私は今ようやく、自分を助けてあげていますよ。

※「モラルハラスメントが人も会社もダメにする」
マリー=フランス・イルゴイエンヌ 高野優[訳] 紀伊国屋書店

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